掃除と片付けは幸運をよぶ
東京・調布の風水インテリアセラピストさとしも
片づけ

【5丁目理論実践編】「見た目がぐちゃぐちゃ=片付いてない」のではない。

こんにちは。

居心地のいいおウチはいつでもつくれる
風水インテリアセラピストのさとしもです。

 

今日は、
以前書いたこちらの記事の実践編です。

5丁目理論2
【5丁目理論】片付けがとても苦手な人はまずはここから。こんにちは。さとしもです。 東京都調布市で 家事代行と整理収納アドバイザーをしています。 今日は、 先日片付けに...

 

5丁目理論とは?


5丁目理論
とはさとしもの造語なので、
検索しても出てこないです。

 

5丁目理論をざっくり説明すると、

片付け苦手さんは、
モノの住所を決めるときに

〇丁目△番地□号
まで細かく決めずに、
まずは〇丁目まででオッケーだよ、

細かく仕切ってチマチマと
片づけるのはやめて
(細かくやればやるほど住所が長くなる)

「まずはこの引き出しの中に入れる!」
「この棚の一番上の段にしまう!」等々、

おおざっぱに決めて
元に戻す習慣をまずは作ろうよ、

住所をもっと細かくしていくのは
その後でもいいんじゃない?
という考え方です。

詳しくはこちらをご覧くださいね。
このような図解もしています。

5丁目理論3

5丁目理論をもとに片づけてみたら

で、今回、
この理論をもとに片づけると
具体的にどんな感じになるのか?を
ご紹介したいと思います。

 

まずは写真をご覧ください。

とある方のお宅の
廊下にある物入れの内部です。

頑張らない片付け 実践編(五丁目理論)

引き出しが下に二つ並んでいますが、

左が電気関係
右が工具類

とラベルが貼ってあります。

 

半透明なので、
引き出しを開けなくても
中身がなんとなく分かりますね。

なので
ラベルがなくてもいけそうですが、
元々貼っていらしたとのことで
このままで・・・。

 

左の電気関係の引き出しはこちら。

「えっ、これってビフォーアフターの
ビフォーの写真よね??」

と思ったそこのあなた、違います!

これはれっきとしたアフターの
写真なんです。

 

片付けが好きな方、
見た目重視な方には
全くもってありえない
ビジュアルだと思いますが、

5丁目理論からすれば
「電気関係の引き出し」という住所に対し、

このおウチの方が
「中身はすべて電気関係のアイテムだ。」
と認識していれば、

もうこれで片づいているよね、
オッケーじゃん、というわけです。

片付け成功のカギを握る「マイ住所の決め方」

この超シンプルな5丁目理論、
実は奥が深くて(?)、

住所の決め方は
そのお宅によってまちまちです。

例えば、
この電気関係引き出しの中に
毛玉取り器があります。
黄色く囲ったやつですね。

ここのおウチの方は、
毛玉取り器は電気で動くから
「電気関係」であり、

延長コードやアダプター類と
同じカテゴリー、と認識しています。

他のお宅では、解釈が違って
毛玉取り器は電気関係引き出しには
入らないかもしれません。

ちなみに我が家では
毛玉取り器は超音波洗浄機と
同じカテゴリーで、

「滅多に使わない電気関係アイテム」
という住所に収納しています。
だから延長コードやアダプターとは
別の場所、というわけです。

 

なので、

マイ住所の決め方が
片付け成功のカギを握ります。

自分だったら
どういうカテゴリーで分けたら
覚えやすいかな?と、

是非ともここは貪欲に
考えて頂きたいところです。
(難しいわ~という方、お手伝い致します!

片付けテクニックを駆使するとこのように挫折?!

先のぐちゃぐちゃな引き出しを見て、
片付け好きな方は、

ジップロックや仕切りを使って
コード類とかアダプター類などに
仕分けして、引き出しを開けたときに
もっと見やすくした方がいいのでは??

と思うかもしれません。

 

さとしもが思うに、
その方法は片付けが
ある程度できる方向けであり、

片付け苦手さんは
手を出さない方がいいと
思っています。

片付けあるあるですが、
苦手さんほどコレに手を出すと
妙に細かく分けがち!
そして撃沈していきます。

 

特にジップロックは

仕分けたときには
見た目も整然となり美しいですが
(引き出しの中にジップロックたちが
規則正しく並んでいるイメージ)、

使った後、元に戻す作業のハードル
グーンと上がります。

元のジップロックに
戻せばいいだけじゃない?
というのは片付けができる人の発言です。

ジップロックに入れる、ということは
〇丁目の先の△番地まで決めるということ。

引き出しを開ける

引き出しの中の複数のジップロックの中から
該当(の番地)のジップロックを探し出す

ジップロックを開ける

ジップロックに入れる

ジップロックを閉める

引き出しを閉める

簡単そうに見えて、
結構やることが多いんですね~。

 

最初はルール通りにやっていても
いつの間にかそのルールが崩れて、
引き出しの中に
なぜか空っぽ、もしくは殆ど何も入っていない
ジップロックが浮遊することになります。

こうなると番地決めの崩壊です。

片付け苦手さんに残るのは、
「またぐちゃぐちゃになってしまった」
という挫折感・・・_| ̄|○ 。

 

私はそういう凝った
片付け方をしてしまい、
挫折感を味わい続けてきた人を
少しでも減らしたいっ!

 

なので、
シンプルに最初から、

該当の引き出しを開ける

入れる

引き出しを閉める

と、ハードルを下げた方が楽だよねって
お伝えしています。

 

余談ですが、
ジップロックじゃなくて
ボックスなどを入れて仕切るのは
どうなの?ですが、

仕切りを作って収めるためには、
これらの電気関係アイテムには
コードがついているものが多いため、
ある程度コンパクトにまとめる必要が
出てきます。

このコンパクトにまとめる作業が
また面倒だったりするんですね。

これも片付け苦手さんあるあるですが、
最初はすごく頑張ってキレイに
まとめますが、後が続かず
投げやりになってしまう方が
以外に多いです。

また、この引き出しのサイズ感だと
どの程度仕切りを入れるか?

各アイテムをどのように
コンパクトにまとめて
決めた位置(住所)に収納するか?

も悩みどころです。

一旦キレイに入れられても(!)、
元に同じように戻せないと
ルールが崩壊していくので要注意です。

ココに必ずしまってある!という確信が片付けの自信につながる

ここまでいろいろ書いてきましたが、

結局何が言いたいかというと、

5丁目理論で
収納の仕組みをシンプルにすると

確かに見た目は悪いかもだけど、
引き出しの中だから普段見えないし、

ラクにポンと元に戻せて、

もし別のアイテムの陰に隠れて
見つからないときは、

この引き出しの中に絶対入ってる!
と思えば、それこそ引き出しを
ひっくり返して探せばいいじゃん。

そう思うとちょっと気持ちが
ラクになりませんか?

ということです。

 

私は
この引き出しの中に絶対入ってる!
という確信を持てることが片付けで
一番大事だと思っています。

自分のモノなのに、
自分のおウチなのに、
どこにあるか分からないって
すごーく嫌じゃないですか。
無力感を感じるというか。

二度買い、三度買いの原因にもなります。
お財布にも優しくありません。

 

ちなみに、
右側の工具類の引き出しは
このようになっています。

工具の収納 シンプル収納

こちらは左奥に最低限のボックスを入れて
小さいアイテムを立てて入れています。

あとはぐちゃっと入っているだけですが、
ペンチどこかなー、ヤスリどこかなー、
と引き出しの中をガラガラと探せば
いいだけです。

このくらいシンプルだと
ニューカマー(新たな工具類)が
やってきても簡単に収納できますね。

おわりに|片付け苦手さんはハードルを一旦下げよう

片付け苦手さんほど、

こういう収納グッズを使えば
今度こそ片づけられるのではないか?

見た目も美しくないと
片づけたことにはならないのでは??

完璧に片づけたいの!

等々、自分で片付けのハードルを
高くしている傾向があるように思います。

 

もし、
そのようなマインド故、
結局リバウンドしてしまい
落ち込むくらいなら、

一旦ハードルを下げてみて
元に戻すことが当たり前に
できるようになったら、

自分の理想の収納を
目指していけばいいのかな~と
思います!

ピンときた方はお試しくださいね。

 

自宅のモノの住所決めを
どうやっていいのかよく分からない方は
是非お呼びください

あなたの暮らしにあった
分かりやすい住所決めの
お手伝いをさせて頂きます^^。

 

最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。

 

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