掃除と片付けは幸運をよぶ
東京・調布の風水インテリアセラピストさとしも
片づけ

【ご近所の法則】生活しやすく散らかりにくいおウチにするために

こんにちは。

居心地のいいおウチはいつでもつくれる
風水インテリアセラピストのさとしもです。

 

今日は、

片付けが得意な人は
意識せず自然にやっていて、
苦手な人はなかなか気づけない
片付けのコツについてお伝えします。

片付けが得意な人はこれを自然にやっている

コツと言っても
ものすごーーーくシンプルです。

片付けが普通にできてしまう人には、
「わざわざこれを言語化する意味
あるの??」と
言われてしまいそうな内容ですが、

苦手さんは
なかなか気づけなかったりします。

何を隠そう、
私の実家がそうだったから(苦笑)。

私の実家は掃除も片付けも
行き届いていない家でした。
詳しくはこちらをどうぞ↓

親が家をキレイにできないと子供もできないの?|私の実家の場合こんにちは。 さとしもです。 東京都調布市で家事代行業と整理収納アドバイザーをしています。 今日は、親が家をキレイにで...

 

では早速本題です。

今回は台所を例にとります。

食器の収納場所がA
おたまやザルなどの調理器具の収納場所がB
電子レンジや炊飯器などの調理系電化製品の置き場所がC
食料品の収納場所がD

はい、タイトルの【ご近所の法則】と
このABCDを見ただけで
私が何が言いたいか分かった方は
この先をお読みいただく必要はないです(笑)。

ご近所の法則とは?

ゴハンの支度をするとき、
料理してお皿に盛りつけるまで
なるべくあちこち動かず台所エリア内に
とどまって作業するのが理想ですよね?

なので先に挙げたABCDの
モノたちの距離が近い=ご近所
であるほど作業がラクになるわけです。

これが「ご近所の法則」です。

キッチンスペースにゆとりがある
マンションや戸建てにお住まいの方は、
ABCDの各アイテムが入るであろう
該当の作り付け収納に入れていくだけで
ほぼほぼご近所になるかと思いますが、

作り付けの収納が少ないタイプの
おウチやアパートだったりすると、
ご自身で意識してABCDを
ご近所にする必要があります。

でも、片付け苦手さんは
ご近所にできないところにモノを
収納しがちです。

それは何故でしょうか?

片付け苦手さんがやりがちな「とりあえず収納」

片付けが苦手な人が
かなりの確率で陥りがちなのは、

「これはどこで使うことが多いか?」
を考えずに、家の中の空いたスペースに
とりあえず収納してしまうこと。

台所に限らず、
生活の動線がめちゃくちゃに
なっていること、とっても多いのです。

動線とは、
室内を移動するときに通るルートの
ことで、これがシンプルであれば
歩く歩数も少ないし、ムダな動きを
しなくてすみます。

職場で、やたらと歩き回っている、
ムダな動きをしている人って必ずいません?
あれを家の中で極力やらない、というイメージです。
(例えがヘンですみません。)

 

話は戻り、

どこで使うかを考えず、ただ、
「とりあえず空いているところに
しまっちゃえばいいや!」だと、

何をどこにしまえばいいのか
だんだん分からなくなります。

そして何をどこにしまったか
分からなくなります。

そして訳が分からなくなり
次第にモノがあふれ、
どんどん散らかっていきます。

 

例えば
食料品が台所の特定の棚に入らないからと
台所以外の、ご近所からかなり離れた場所、
それも複数箇所に収納しているお宅はありませんか?

収納場所が分散すると、
どこに何があるのか?という
在庫の管理も大変になりますから、

台所の棚に買っておいたはずの
ソースがないからと新しく買ってきたら、
実は別の場所にしまってあった、
なんてこともありえます。
これがいわゆる二度買いですね。
お財布にも優しくありません。

 

というわけで、とりあえず収納は、

・家の中にモノが散らかる

・生活の動線を複雑にして余計な動きが増える

・ムダな出費が増える

要因だったりするのです。

 

次に、ご近所の法則から外れた
具体例を挙げてみます。

電子レンジや炊飯器などの
調理系電化製品の置き場所(C)が
ご近所でない場合は
こんな感じになるよ、という一例です。

ご近所の法則から外れるとこうなる

1年くらい前、

70代一人暮らし(戸建て)の
親戚宅にお邪魔し、流れで
お昼をご馳走になる機会がありました。

おしゃべりしながら親戚が母と私に
お昼を用意してくれたのですが、

電子レンジが台所の隣の部屋にあり、
調理台(まな板を置くスペース)から
少なくとも3メートルは離れていて、

電子レンジで温めたもの(中は液体)を
こぼさないようにそーっと調理台まで
運んでいました。

この、温めたものを
こぼさないように注意しながら
運ぶのって集中力がいるし、
かなりストレスじゃないかな
と思うのです。

工夫すれば調理台のそばに
置ける場所あるのになあ・・。
(さとしものつぶやき)

若いうちはこれでも
苦にならないと思いますが、
年齢とともに身体を動かすのが
億劫になってくると、

料理をすること自体、
気持ち的にも肉体的にも
ハードルが高くなって
しまわないかなと、

忙しく調理台と電子レンジの
往復をしている親戚の姿を見ながら
思ってしまったのでした。
先方にはこの件、ちょっとだけ伝えました。

切った食材をたった一歩
動いただけで電子レンジに
入れられるのと、
毎回片道5、6歩歩いて電子レンジに
入れるのとでは労力も時間も
全然違いますよね。

小さなことかもしれませんが侮れないです。

あなたのおウチは料理をするとき、
部屋を横断したり、あちこちやたらと
動き回らないといけないような
複雑な動線になっていませんか?

料理を盛り付け終わるまでに、
やたらと引き出しや扉を
開け閉めしてガサゴソ探している場合は
もっとご近所化できる可能性があります。

私の実家も完全に法則から外れていた時代がありました。

【ご近所の法則】自分の実家を検証してみた。

おわりに

ご近所の法則は分かったけれど、

我が家の場合は、収納が少ないから
どうやってご近所に近づければいいの?

やたらと引き出しや扉を開けてるし、
お目当てのモノをスムーズに
取り出せないなと思っているけれど、

どのように収納したらいいのか
自分ではさっぱり考えられない、

とお困りの方は、

あなたの周りで片付けが
得意そうな人に聞いてみると、
「ここに置いたらどう?」と
秒で答えてくれるかもしれません。

 

参考記事(アメブロにとびます):
片付けの上手い下手に年齢は関係ない説。

 

もちろん、
さとしももお手伝い致しますので、
お困りの方はお問い合わせくださいね。

 

また、ご近所の法則の他に、
「5丁目理論」という片付けの基本を
書いた記事もありますので、よろしければ
ご覧くださいませ。

片付けのレッスンを受けて頂いた
お客様との会話の中で生まれました。

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この記事が、
あなたの「片づけてみようかな?」に
少しでも繋がったらとても嬉しいです。

最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。

 

Photo by Callum Hill on Unsplash

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