こんにちは。さとしもです。
家事代行業と整理収納アドバイザーをしています。
今日は、
- 「片づけなきゃ・・・」と思いつつ重い腰が上がらない方
- 片づけを始めたのはいいけれど、なかなかモノが減らせず疲れてしまい、やる気がどんどん失せてしまう方
へ向けて、やりやすくなるコツを書こうと思います。
ハッキリ言って万人向けではありませんが、
どなたかの心にひっかかってくれることを祈って・・・。
モノの要る、要らないの判断に時間をかけすぎていませんか?
「ファーストチェス理論」をご存知ですか?
ファーストチェスとは、チェスを競技する際に5秒以内に打つというルールを指すのだそうで、
5秒で考えた手と、30分かけて考えた手は、86%が同じであることが実証されているそうです。
つまり、
「これはとっておこうかな?処分しようかな?」とあれこれ考えを張り巡らしても、
モノを見て(手に取って)最初にパッと浮かんだ「要る・要らない」は案外正しかったりする可能性が高いのです。
「要る!」と思ったら
堂々ととっておけばいいし、
「もう要らない!」と
心の中でささやかれたら
脳が言い訳をする前にさっさとゴミ袋に入れちゃいましょう。
モノを手放すことに
恐怖心や罪悪感が強い方は最初はそれなりの勇気がいるかもしれません。
でも、判断しているのは「自分」です!
自分の心のささやきをもっと信頼してみませんか?
そしてこの要る・要らないの判断、
かなりの高確率で
やっていくうちに流れにのって判断するスピードが上がっていきます。
そうなったらしめたものです。
できるだけ一気にやってしまいましょう。
また、5秒と言えば、
アメリカのテレビ司会者
メル・ロビンスさんが
「5秒の法則」を提唱しています。
人間の脳は何かやる必要があるとき、5秒以上考えるとやらなくてもいい理由を考え出す
習性があるそうです。
何かやらなければいけないことがあるとき、
5秒以内に行動を起こそうよ、というモチベーションアップの方法なのですが
強引に片づけに応用すると、
5秒以上考えた場合、
やらなくてもいい理由=捨てなくてもいい理由をいろいろと考え出すのではと。。。
これ、様々なお客様を見ていてよく思うのです(苦笑)。
モノを見た瞬間、「もう使わない」という顔をしたのに(ここがポイント)、
あとからすごい勢いで「取っておく理由」を次から次へと考え出すことを・・・。
その理由はほぼ、こんまりさんの言う「過去への執着」か「未来への不安」に関連しています。
あなたにも心当たりはありませんか?
それ、本当に取っておきたいモノですか??
モノが勝手に減っていく7つの質問
メンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』によると、
下記の質問の中から自分の感覚に合いそうなものを3つ覚えておいて、
モノを捨てる時に迷ったら
思い出して自分に問いかけてみましょう
とのことです。
質問1:「いったん捨てたとして、これを買い直すか?」
質問2:「長期旅行に持って行きたいモノか?」
質問3:「誰かが買ってくれるとしたら売るか?」
質問4:「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?」
質問5:「お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?」
質問6:「これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか?」
質問7:「3年、5年、10年経っても必要か?」
どちらかというと理詰めで考える人向きですかね・・。
こんまり流の「ときめき」でなかなか判断できない方は参考にされてみては如何でしょうか?
各質問について詳しく知りたい方、興味が湧いた方は是非読んでみて下さいね。
さいごに
如何でしたか?
「要る・要らない」の判断の先延ばしは、部屋にモノが溢れカオスになっていく大きな要因です。
そして、この問いかけは、モノだけではなく、人間関係や人生にも通じるふかーい質問であると感じます。
そんなに好きでもないのになんとなくモノを取っておくクセのある人は、あまり心地よく
ない人間関係もなんとなく続けていたりしませんか?
(心地よくないものはあなたのエネルギーを徐々に奪っています。)
あなたのエネルギーが
無駄に奪われないためにも、
自分の周りを
広い意味で快適にするためにも、
まずは目の前にある「要る・要らない」の判断に迷うモノから目をそらさないで欲しいな
と思います。
いきなりですが、思いついたのでここで一句。
先延ばし 脳にダメージ 与えてる
(脳にダメージ?と思った方は、こちらの記事をどうぞ。アメブロにとびます。)
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みくださりどうもありがとうございました。