掃除と片付けは幸運をよぶ
東京・調布の風水インテリアセラピストさとしも
お客様ご感想

【地方サービスレポ・ご感想】子供が片付けられない?それホント??

北海道札幌市 Tさま 40代 女性
既婚(3人暮らし)3LDK

お申し込みのメニュー:その他のサービス
押し入れの片づけ(3時間)

 

今回のお客さまは
札幌市にお住いの会社員Tさまです。

ダンナさまと小2の息子さんが
いらっしゃいます。

ここ数年、
一人暮らしの母の様子を見に
札幌に10日程度滞在しているのですが、

札幌に行きます!(2025 6/26-7/3) 札幌滞在中、 押し入れの片付けのご依頼をいただきました。 どうもありがとうございましたm(__)m。 こん...

そのタイミングでご依頼頂きました。

Tさまには昨年、
バグア風水と片づけのアドバイスを
させて頂いており、

【地方サービスレポ・ご感想】バグア風水と片づけのアドバイスに伺いました。北海道札幌市 Tさま 40代 女性 既婚(3人暮らし)3LDK お申し込みのメニュー:その他のサービス バグア風水と片づけのア...

ありがたいことに今年は
片づけの作業に呼んでくださいました。

ご依頼内容は、
台所、リビング、和室の
不用品整理と片付けだったのですが、
時間の関係上、和室の押し入れのみ
となりました。

息子のおもちゃが増える一方。なんとかしたい!

事前にTさまからこのような
メッセージを頂いておりました。

なんとかしたいけれど
なんとかできなくて困っている、
そんなTさまのモヤモヤした
いかんともしがたい気持ちが
伝わってきますね。

一番なんとかしたいのは和室です。子供のおもちゃはなかなか捨てたがらないので、増える一方ですが、なんとかしたいです。

返信が大変遅くなって申し訳ありません。

去年来ていただいてから、押し入れは整理し、赤ちゃんのおもちゃは寝室のクローゼットに移しました。その後工作が増えてしまって処分したくないと言うものですから、これをなんとかきちっと押し入れにしまいたいと考えています。

今年は去年より掃除があまりできてなくて、窓もちょっと汚いのでいらっしゃるまでに少し拭いておこうと思うんですが、掃除や片付けを全力でやると、子供の相手や家事をする気力がなくなってしまって、(中略)最近はほどほどにしかできていません。

これを読んで、
「自分も同じ!」と思った方、
あなただけではないですよ~!

このレポート記事が、
同じようにお悩みの方の
ほんの少しでも助けになれば幸いです。

まずはお子さんも一緒にやってもらうところから

当初は、
Tさまと私の二人で作業する予定でしたが、

Tさまが一番、
”なんとかしたい”アイテムは
押し入れ内や和室内にある
息子さんのおもちゃや工作類だったので
一緒に片付けることになりました。

その息子さん、
「全部いるって言うけどね」
言っていたとのこと( ゚Д゚)。

最初からファイティングポーズを
取られている気持ちになりましたが
(苦笑)、

結果的に、
息子さんは捨てられない子でも
片付けられない子でもなかったのでした。
(後述します)

なんとかしたい、の本当の意味

実際の作業の話の前に、
ひとつお伝えしたいことがあります。

今回の片づけですが、

息子さんのおもちゃや工作類を
(本人が捨てたがらないから)
全て取っておけるように押し入れの内部を
収納テクニックを駆使して入れ込んでも、
なんの解決にならないのは
お分かりになりますでしょうか?

片付けは、

・捨てることではなく、自分にとって大事なものを選び取ること。
→必要なものを選び取ると、不必要なものが自然と見えてくる。

・必要なモノや大事なモノを残し、空間を整えること

だと思っています。
(多分片づけ本にゴロゴロ転がっている言葉)

モノが増えてぐちゃぐちゃになってくると、
「もう、なんとかしたいっ!!」
という気持ちが先行してしまいがちですが、

なんとかしたいの裏、というか、
片付けの本質を忘れないで作業を
進めていくことが大切。

それをサポートするのが
私たちプロなのだと思います。

押し入れ内部の収納用品の見極め方

息子さんが学校から帰ってくるまでは、
Tさまと二人で押し入れの中を全出し後、
息子さんのアイテム以外の
要不要の区別をして収納の優先順位を
決めていきました。

Tさまは、
風水や片づけに対する興味関心が
高い方なので、

例えば押し入れを開けたら
雪崩が起きそうな、カオスな片づけ方を
されているわけでは決してありませんでしたが、

収納率は割と高めで収納スペースに余裕は
殆どありませんでした。

片づけスキルのレベル別に収納方法を解説してみましたこんにちは。 居心地のいいおウチはいつでもつくれる 風水インテリアセラピストのさとしもです。 今日は、片づけスキルのレベル別に ...

こちらの記事のレベルでいくと
Tさまは真ん中のすずめ組。

押し入れの中を仕切る布団収納棚や
押し入れ用の引き出し、
不織布のボックスなどで
整理整頓されていらっしゃいました。

ここで注意しなければいけないのは、
本当にそのボックスに入れないと
片付かないのか?ということです。

具体的には、レンタルしている
Wi-Fiルーターの箱などは自立するので、
必ずしも収納ボックスに入れる必要はありません。
使用頻度は異常に低いので
押し入れの一番上の奥でもよくて、
押し入れを開けたときにチラリと見えていれば
いいでしょう。

逆に冬用の寝具は、
二つのボックスに分けて収納していましたが、
ボックスの中に何が・何枚あるのか
見えないので使いづらそうでした。

同じ大きさにたたんで重ね、
ひとつの布団袋に入れてまとめて
置いた方が分かりやすいです、と
お伝えしました。

今の寝具のかたまりのサイズを測ってから
ジャストサイズを買いに行きましょう。
(洋服と同じですね!)

 

そして、
いくつかの収納ボックスの中は
結構スカスカしており、
ボックスの体積と中身の体積が大きく違うと、
それはスペースを余計に取っていることに
なりますし、中身が見えないので
「なかったこと」になりがちです。

ボックスを使うと
見た目もごちゃつかなくてスッキリ、
片づけ方法としては簡単ですが、

押し入れが飽和状態になってくると
中身が空間だらけの収納ボックスは
無駄にスペースを取る厄介者になる
可能性があります。

注意しましょう!

【重要】片づける際のお子さんへの言葉がけ

息子さんが帰ってきたと思ったら、
お友達と遊びに出かけてしまったりして
なかなか一緒に片付けられませんでしたが、

ラスト1時間くらい一緒に片付けることが
できました。

全部いるって言うかな?と思いきや、
息子さんが捨ててもいい、と
言ったものがありました。

そのときTさまがちょっと驚いて、

「本当にいいの?」

(喜んだ表情で)
「お母さん捨てられないかと思った~!すごいね!」

と言いました。

いつもとは違う息子さんの発言に
いい意味で驚いたお母さん(Tさま)が、
そのような発言をしてしまうのも
無理はありません。

でも、本人が決めたことなのに、
「本当にいいの?」と
お母さんが改めて確認してしまうと
お子さんはちょっと気持ちが
揺らいでしまうかもしれません。

本当は私も子供の不要ものも含めて沢山処分したいんです。

と、事前におっしゃっていたこともあり、

捨てて欲しいとお母さんも思っていて、
本人がその気になっているときは、
その流れにガッツリ乗る方が得策です。

「捨てられないかと思った」という
言葉も不要。
淡々と受け入れてあげましょう。

ちなみにここで大きく喜ぶと
捨てるとお母さんが喜ぶ、という図式に
なる可能性があるのでNG。
捨てるから偉いわけでもなく、自分で決めることに
意義があるのです。

 

ここでのポイントは、
要らないと言ったものは
さっさと視界から消すこと。

ごみ袋に入れながら「今までありがとう!」と
さわやかに言ってライトにお別れしましょう。

片付け苦手さんほど、
「ごめんね」という人が本当に多いですが、
仮に今まで使わなかったとしても、
何かしらの学びをくれたはずですので、
やはり「ありがとう」です。

そしてなるべく早くおウチから
ゴミ捨て場に持っていきましょう。

なんでも捨てなくていいけど、なんでも取っておかない

今回の押し入れの片づけで
Tさまにお伝えしたのは、

息子さんの無数にある工作を
本人が捨てられないから、と
なんでも取っておくのではなく、

決められた場所には
なんでも、いくつでも置いていいけれど、
そこが埋まったら必ず見直すこと。

そうでないとどんなに収納スペースが
あってもキリがありません。

ちょうど押し入れの隣に部屋の角に
置けるタイプの三段のラックがあり、
これを工作のディスプレイゾーンにしました。

 

息子さんが外遊びから戻ってきて

大量の工作を前に息子さんに
それぞれの作品について聞いたところ、
初対面のおばちゃん(私)を前に、
各作品の説明をたくさんしてくれました。

どれもちゃんとしたストーリーがあって、
お話を聞きながら感心してしまいました!

今でも一生懸命説明してくれた息子さんの
顔を思い出すと顔が緩みます
(*´▽`*)。
そのくらい楽しかったです。
クリエイティビティに溢れた子なんだなあと。

そりゃあ、作品捨てたくないよね、と
私も思いました(笑)。

だからこそ、
自分の作品を大事にして欲しいから、
その辺に転がしておくのではなく
決められた場所にちゃんと置く。
愛でる、遊ぶ。

心残りがちょっとあるものは
写真に撮っておくとか寄り添いつつ、
でも守るべき片づけのルールはしっかりと。

お母さんが揺らぐとお子さんが混乱します。

「全部捨てなさいって言ってるわけじゃないんだよ」、

「(壊れている作品を)修理しないなら、
もう捨ててもいいんじゃない?」とか、

「もうこれで遊んでないから新しい方を取って置けば?」
とか子供により過ぎず、突っぱね過ぎずな感じで、
本人にライトに決めてもらうノリでいきましょう。

子どもの片づけ力を見出す瞬間

工作の他に、

おもちゃ類も要るか要らないか、
要るのだとしたらどこにしまうか?

を息子さんと一緒に考えていきました。

押し入れの半分以上は家族で使うアイテムを
Tさまとお話しながら優先順位をつけて
収納済みだったため、
おもちゃを片づける場所はある程度限られていました。

その上で、息子さんに
「どこに置けば片づけやすいと思う?」と
尋ねてみると、

押し入れの中を見ながら「ここがいい」とか、
「そんな奥で見える?忘れない??」と聞くと
「こうすれば見えるから忘れない、大丈夫。」とか
自然に、それも手際よく(!)
おもちゃを置いていくではありませんか!

私もかなーり驚きましたが、
一番驚いていたのはTさまかもしれません。

お母さんの指示を仰ぐことなく、
あれだけセンス良くモノを置けるのは、
片づけがちゃんと分かっている子だと
思いました。

また、
大切なゲームのカードがあったのですが、
最初は粗雑にぐしゃっと扱っていましたが、
私が「大事なカードなんでしょう?
大事に扱ってあげてね」と言ったら、
すごく丁寧に角を整えて袋にやさしく
収納していました。

習慣にするには時間が必要ですが、
大事に扱ってあげて、の一言で小2男子が
あれだけ丁寧に扱えるのですから大したものです!

今回の片づけで一番気になったこと

私が今回の片づけを通して気になったのは、
息子さんが捨てられないことではなく、
実はTさまの方でした。

息子さんがおもちゃの要不要の判断をして
不要と判断したアイテムの中には、
Tさまの方が後ろ髪を引かれていたものが
いくつかありました。

例えば、壊れたラジコン。
どうやらTさまの親御さんが買ってくれた
もののようでした。
じーっと見つめて捨てられないのは
息子さんではなくTさまの方。

最終的には写真を撮ってから
お別れしていました。

寝室のクローゼットには
息子さんの赤ちゃん時代のものが
置かれているお話でしたが、

本人の記憶にないものまで本人に判断を
仰ぐ現状はどうかなと思いますし、

自分のアイテムを最優先で置きたい
寝室のクローゼットに
(ダンナさまには別の収納場所がある)、

自分のものよりも息子さんの赤ちゃん時代の
ものを置くためにスペースを取ろうと
していないかちょっと心配になりました。

仕事と家庭の両立で忙しく
毎日いっぱいいっぱい。
自分のことはつい後回しになりがちな
ワーママですが、

自分の身の回りを整えることによって、
自分の気持ちも必ず整っていくはず。

気持ちが整ったから片づけられるのか、
片付けられたから気持ちが整っていくのか、
これはニワトリタマゴですが、
是非ご自身のクローゼットをTさまが思う
「快適」仕様にしてみてください。

ともお伝えしました。

 

お客様ご感想|ストレスが一つ減りホッとしました。

作業後、
事前にTさまがお送りくださった写真と
作業終了後の写真を並べてお送りしました。

押し入れの片づけご感想

帰京後、今回の作業内容のレポートを
お送りしたところ、
下記のお返事を下さいました。

Tさま、ありがとうございます!

こんばんは。先日はありがとうございました。ご丁寧なレポートありがとうございます!

息子が片付けられると褒めていただき驚いています。お友達とのやりとりについても口出ししすぎているかな、もっと見守ってあげたいと思いました。私が優柔不断なところがあるので、指示もコロコロ変わってしまうため反省しました。

翌日に、旦那が昨夜2時ごろテレビが勝手についた、と言っておりました。リモコンは遠くにあったので、どうしてだろうと不思議がっていました。片付けの影響かと感じたのですが、今までにそういった例はありますか?

(中略)

おもちゃを捨てるときの声かけもまだ勉強中です。寝室に置いていた壊れたおもちゃ処分しようと思ってるんですが、説得に失敗してしまい、また後日話してみようと思います。

不要なCDや本は捨てたものもあれば、近いうちに売ろうと思って、とりあえず空いたボックスにしまってあります。寝室も捨てられなかった不要なものを捨てて整理しました。当日のゴミも合わせると、200リットル捨てたと思います。私の疲れに効くといいんですが。いろいろ話を聞いてくれてありがとうございました。

Tさま、ご返信ならびに
ブログ掲載の許可を頂き
どうもありがとうございましたm(__)m。

ダンナさまのテレビの話には驚きました!
別のお客さまとの不思議体験はありますが、
テレビが勝手についたのは初耳です
( ゚Д゚)。

寝室に置いていた壊れたおもちゃ、
息子さんはどうして取っておきたいので
しょうか?

説得と言うよりは、
よーく話を聞いてみると彼の心の声
(本当の気持ち)が分かるかもしれません。
壊れたおもちゃをとっておきたいのはダミー
で、本質はそこでない可能性があるかと・・・。

 

寝室も整理できて何よりです!
クローゼットを開けるたびに、
「うわー、気分いいわあ~♪」
というような環境が理想です。

200リットルのゴミを捨てたことにより、
気持ちも思いのほか軽くなったりしていませんか?
毎日お忙しいのに、
こうして行動を起こして”前に進んでいる”
ご自身を褒めてあげてくださいね。

片付けに呼んでくださり、
そしてこのようなフィードバックも頂き、
本当~に嬉しいです。
Tさまの心がより穏やかになりますように!

息子さんと一緒に片付けられて楽しかったです。
(本人はすごく面倒だったかもですがw)

この度はお申込みくださり、
本当にありがとうございましたm(__)m。

 

またお会いできる日を楽しみに致しております!

 

 

最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。

 

 

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