こんにちは。
居心地のいいおウチはいつでもつくれる
風水インテリアセラピストのさとしもです。
今日は、
過去に書いた体験談の、
さらにその後のお話です。
約2年前、
ママ友のMさんの記事を書きました。
掃除と片付けでおウチを整え、
自分やモノに丁寧に向き合うことに
意識を向けたところ、
悩みの種だった職場の人間関係が、
みるみる良い方向に変わっていった、
という内容でした。
先日、
Mさんとゆっくり話す機会があり、
ここ半年で職場の人間関係が
さらに劇的に変化したとのことで
俄然興味が湧いた私は、
Ｍさんに変化の内容を
根掘り葉掘り聞いてしまいました。
（Ｍさん、どうもありがとうございました！）
特に、
仕事の内容は好きなのに、
人間関係が辛すぎて
辞めてしまいそうになっている方に
参考になるのでは？と思いますので、
ご興味のある方は最後まで読んで
頂けると嬉しいです。
Contents
あれから主にスタッフの人間関係で悩むように
Ｍさんは、現在50代。
その業界に詳しい人なら知っている、
そしてそのお店のファンも多い
とある商品を扱う都内の小売り店で、
接客・販売の仕事をしています。
前回の記事を書いた頃は、
主に社長・上司との関係で
悩むことが多かったのが、
その後は、
スタッフとの関係に頭を悩ませることが
多くなってきたそうです。
スタッフは全体で30人弱、
シフト制で毎日10人ほどの人たちが
働いている職場らしいのですが、
スタッフの中に派閥があり、
その派閥間でのいざこざが
とにかく嫌だったそう。
いつも誰かが誰かの悪口を言っていたり、
仕事の愚痴、不平不満をまき散らし、
聞きたくもない、
他人からのＭさんに対するネガティブな
噂話をわざわざMさん本人に
伝えてくる人がいたりと、
お店で扱う商品は好きなのに、
別のことにエネルギーを
持っていかれてしまうのが
とっても辛かったそうです。
すごいスピ能力があるわけでは
ないけれど、
職場の空気がドロドロで、
私でもわかる感じ。
と話していたのが印象的でした。
（ちなみに、お店自体はとっってもオシャレなんだそうですよ！）
朝、手元のシフト表を見ては
「ああ、今日はこの人とこの人と一緒か・・・。」
と思ってはげんなりすることも多く、
仕事に行く前からもうブルーに
なることも多々あったそうです。
また、
表面上の態度と裏の態度が
全然違う人も多く、
一人を除いてMさんが信用できる人は
おらず、
自分の本音を話そうものなら、
どう歪曲されて噂を流されるか
分からないので
絶対話せなかったそうです。
そんなストレスフルな日々の中、
Ｍさんの心に変化が訪れます。
誰かと仲良くなるために職場に来てるわけじゃない
人間関係に
ほとほと疲れてしまったＭさんは、
相手に合わせようとするのをやめる
ことを決めました。
かなり大きな決心ですよね
( ﾟДﾟ)。
仕事に集中し、
意図的に派閥間のいざこざから、
物理的、気持ち的に距離を置くように
したのだそうです。
例えば、
「私、コレやります！」
と仕事を率先してやることにより、
一緒に組みたくない人と少しでも
組まない努力をしたり、
「〇〇さん、手伝ってくれる？」と
自分から声をかけて、
なるべく派閥の争いから遠めの人と
一緒に仕事をするようにしたり、
他のスタッフと
一緒に帰ることを避けるために
帰る時間のタイミングをちょっとずらしたり、
とにかく、他の人となるべく
かかわらないようにする努力を
始めたのだそうです。
とはいえ（！）、
自分で決めたことだけれど、
他のスタッフから
「Mさん最近付き合い悪いよね」
「Mさんから距離を置かれているな」とか
思われているんだろうな・・・。
今の私の態度ってきっと他の人に
嫌われてるんだろうな、とか、
自分の外側（＝スタッフ）に意識が向いて
当初の”距離を置こう！”という気持ちが
ブレて辛くなってしまうことも。
再び悩み始めたＭさんに、
知り合いの方がこんなことを
言ったのだそうです。
他人のことを考えているのなら、
それはヒマなんだよ。
ヒマってことは、
もっと仕事ができるってことなんだよ。
意味のないことに
時間をかけるのをやめたら？
これらの言葉に
大いに刺激を受けたMさんは、
今、自分がここにいるのは、
仕事をするためであって
誰かと仲良くなるために
来てるわけじゃない。
もう嫌われてもいい。
職場の人間関係に注力せず
仕事とお客様のことを
考える方がいい。
やるだけやってダメなら
辞めよう！と
腹をくくったのだそうです。
覚悟が生まれたのですね。
にしてもすごいです( ﾟДﾟ)。
それからのＭさんは、
例えば、
「〇時までにこの仕事をやってしまおう！」
と自分に負荷をかけて
仕事に集中せざるを得ないようにし、
トレーニングだと思って
この「仕事に集中モード」に
コツコツと取り組んだそうです。
するともはやヒマじゃなくなり（笑）、
周りのヒソヒソ話も気にならなく
なってきた頃、
Ｍさんの周りで変化が起き始めました。
今度は「いい噂」が入ってくるように
「仕事に集中モード」のおかげで、
以前よりも仕事の速さも精度も
より上がってきたＭさんに、
最近仕事が早くなったね、
精度が上がってるね等々、
「いい噂」が
彼女の耳に入ってくるように
なったのだそうです。
また、職場内で唯一本音を話せる
信頼できる人がリーダーに昇格し、
自分に仕事をまかせてくれるように・・・。
これにはＭさんも
とても驚いたそうです。
リーダーになった方の影響で
自然に派閥間の争いも下火になり、
文句ばかり言っていた人たちが
自然と辞めていき、
今は、
ドロドロな空気感がゼロではないものの、
かなーり緩和されて
とっても働きやすく
なってきたのだそうです！！
パチパチパチ
Ｍさんに、
「職場が辛いと思っていたのが、
あれ、今は辛くないな、
状況が変わったな、と
実感した出来事とかってある？」
と聞いたところ、
少し考えた後、
「腕時計！」
と教えてくれました。
どういうことかというと、
Ｍさんは基本、腕時計はしない派で、
仕事の時だけ必要だから
（仕方なく）しているそうです。
なので彼女にとって腕時計は
仕事の象徴。
仕事が終わると職場で速攻外して、
「やった！これで（仕事が）終わる！
嫌な職場から離れられる！」と
解放感を感じていたのだとか。
それが
いい噂を聞くようになってきたある日、
家まで腕時計を
付けたまま帰ったことがあり
（以前なら絶対ありえないこと）、
気付いた瞬間、
ああ、外すのを忘れてしまうくらい
今はあの職場が嫌で嫌で仕方がない
ってことはなくなったんだ。
と、自分の環境の変化に驚きと
嬉しさを感じたのだそうです。
Ｍさん、良かったですね～＾＾。
おわりに｜覚悟を決めた人は強かった！
ここまでお読みくださり
ありがとうございます。
職場の空気がドロドロだった頃、
もちろんMさんも転職を考えて、
今の職場と
同類の商品を扱っているお店を
休みのたびに
いくつも見に行ったのだそうです。
が、今働いているお店以上に
自分が心を惹かれるような
商品を取り扱っていたり、
魅力的なディスプレイを
しているお店はなかったのだとか。
だからなおさら、
今の職場でやるだけやってみよう、
それでもダメならもういいや！
と覚悟が決まったのかもしれませんね。
Ｍさんのように
さっぱりきっぱりと決断して
行動に起こせる人だけではないと
思いますが、
この記事を読んで、
なんだか心が動いた方は、
何かしらのアクションを起こす
時期に来ているのかもしれません。
また、周りに気を使い過ぎて
自分軸から離れがちな方は、
自分はどうしたいのか？
を、モノと向き合うトレーニングを
通して養っていくのもお勧めです！
モノと向き合い、
モノの佇まいにも意識を
向けるようになったら、
不思議と自分の内面も整ってきて
お仕事で大きな変化があった
方もいらっしゃいました。
今回の記事は、
自己啓発的な内容にかなり寄っていますが、
Ｍさんの職場の人間関係の体験談は
私のブログの中でも
よく読まれている記事なので
どなたかのお役に立てればいいなあと
書いてみることにしました＾＾。
最後までお読みくださり
どうもありがとうございました。
